韓国語の文法

「また」を意味する韓国語「또, 다시」の使い方&違い【例文付き】

「また」を意味する韓国語「또, 다시」をわかりやすく解説【違いも】
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「また」の韓国語다시を解説します。

  • 使えるシーン
  • 今度また遊ぼう。
  • 韓国にまた行きたい。
  • また違うドラマが出た。
  • また最初からやり直しだ…。

こういった文章を作れるようになります。

「また」を意味する韓国語「또, 다시」

「また」は、韓国語でもしくは다시といいます。

  • 「また」の韓国語
  • 다시
  • 例文

다음에 (다시) 놀자.
今度また遊ぼう。

(다시) 공부를 해야겠다.
また勉強しなきゃ。

한국에 (다시) 가고 싶어요.
韓国にまた行きたいです。

さて、ここで「다시の違いは何だ?」という疑問が出るかと思うので、続く後半では2つの「違い」について深堀ります。

「また」の韓国語「또, 다시」の違い

それぞれの違いは以下のとおり。

  • 또 :「他に」の意味で使える
  • 다시:「やり直し/再開」の意味で使える

具体例を入れつつ、深堀ります。

“또”は「他に」の意味で使える

例文をご覧ください。

  • 例文

필요한거 없어요?
他に必要なものないですか?

이번 여행은 서울이랑 어디 갈까?
今回の旅行はソウルと他にどこ行こっか?

다른 드라마가 나왔어요.
また違うドラマが出ました。

上記の例文に対して다시を使うと「違和感」のある文になってしまいます。

ポイントは「追加」のニュアンスがあること。つまり、「これとは別に〜」という意味合いを含んでいるのがです。

場面によっては「もっと」「さらに」と訳した方が似合う場合もありますが、本質は「追加」なので、最低限ここを抑えておけばOKです。

“다시”は「やり直し/再開」の意味で使える

例文をご覧ください。

  • 例文

미안 못 들었어… 다시 말해줘.
ごめん聞こえなかった..。もう1回言って。

오늘 만든 케이크 맛이 별로였어요. 그래서 내일 다시 만들 거예요.
今日作ったケーキの味が微妙でした。なので明日もう一度作ります。

피곤해서 잠깐 쉬었다가 다시 공부를 시작했어요.
疲れたので少し休んでからまた勉強を始めました。

上記の例文に対してを使うと「違和感」のある文になってしまいます。

ポイントは「やり直し」または「再開」です。「以前これこれこうだったから、また◯◯する」みたいな「過程」が重要になってきます。よって、前後の文脈によって다시のどちらが似合うかを判断しなければいけません。

以下、先ほどの例文をもう一度ご覧ください。

  • 미안 못 들었어… 다시 말해줘.
    ごめん聞こえなかった..。もう1回言って。
    →「やり直し」なので다시が使える
  • 오늘 만든 케이크 맛이 별로였어요. 그래서 내일 다시 만들 거예요.
    今日作ったケーキの味が微妙でした。なので明日もう一度作ります。
    →「やり直し」なので다시が使える
  • 피곤해서 잠깐 쉬었다가 다시 공부를 시작했어요.
    疲れたので少し休んでからまた勉強を始めました。
    →「再開」なので다시が使える

ちなみに、ここまで読んで気づいた方がいるかもですが、다시は必ずしも「また」と訳すのがベストとは限りません。

特に、初心者の段階ではどうしても「韓国語→日本語」への翻訳を頭の中でする必要があると思うので、翻訳時には要注意です。

まとめ:「また」の韓国語「또, 다시」

「また」の韓国語다시を解説しました。

  • 「また」の韓国語
  • 다시

また、それぞれ異なる意味を持つ場合もありましたね。違いは以下のとおり。

  • 또 :「他に」の意味で使える
  • 다시:「やり直し/再開」の意味で使える

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