「〜だったよ」の韓国語「더라, 더라고, 더라고요」【経験】

「〜だったよ」の韓国語「더라・더라고・더라고요」【経験】

「〜だったよ」の韓国語더라, 더라고, 더라고요を解説します。

  • 使えるシーン
  • 人がめっちゃ多かったよ
  • あそこのお店おいしかったよ

こんな文章を作れるようになります。

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「〜だったよ」の韓国語「더라, 더라고, 더라고요」【経験】

  • 作り方
動・形容詞の語幹+더라, 더라고, 더라고요
» 語幹とは?

パッチムの使い分けを考える必要はありません。

더라, 더라고, 더라고요のポイントは、次のとおりです。

自分が直接経験したことを思い出しながら話す(回想)

「経験」なので、「過去のこと」を伝えることになります。
ここで「普通の過去形と何が違うのか?」という疑問が出るかもしれません。

解説します。違いは以下の通り。

・過去形:「〜だった」→単に過去の「事実」を伝える
・더라:「〜だったよ, 〜だったわ」→「事実」+「感情」を伝える

過去の出来事に加え、「こんなことを経験した!」「こんなことを感じた!」といった「感情」まで含まれているのが더라, 더라고, 더라고요になります。

  • 例文

어제 이 가게에서 치킨을 먹었는데 진짜 맛있더라고요.
昨日この店でチキン食べたんですけど、ほんとおいしかったです。

천천히 먹으라고 말했는데 빨리 먹더라.
ゆっくり食べなって言ったのに、早く食べるんよ。

평일인데 사람이 너무 많더라고.
平日なのに人めっちゃ多かったよ。

また、더라・더라고・더라고요それぞれの違いは、次のとおり。

・더라, 더라고 :タメ語
・더라고요:敬語

ちなみに、더라, 더라고は両方タメ口ですが、意味はまったく同じです。
また、ニュアンスの違いもほぼありません。

  • 補足:「더라」の疑問形

더라の疑問形について、補足します。

これが少し特殊でして、結論から言うと、더라だけ疑問形にすることが可能です。
더라고・더라고요はできないので注意です。

ここでもう一度、더라・더라고・더라고요のポイントを思い出してください。

自分が直接経験したことを思い出しながら話す(回想)

「自分が直接経験したことを思い出しながら話す」ときに使えるんでしたね。
では、これを疑問文にするとどうなるか?

結論から言うと、「自分が直接経験したことを思い出せない」ときになります。

肯定文:自分が直接経験したことを思い出しながら話す
疑問文:自分が直接経験したことを思い出せない

要するに、自分の過去の経験を思い出せずに「あれ、なんだっけ?」というときです。

・なんだっけ?:뭐더라?
・だれだっけ?:누구더라?
・どこだっけ?:어디더라?

※思い出したいことが何かわからないので、具体的な名詞は来ません。
上記のように、「なに, だれ, どこ」+더라?の形になります。

  • 例文

이름이 뭐더라?
名前なんだっけ?

그 사람 누구더라?
あの人だれだっけ?

이게 어디더라?
これどこだっけ?

間接話法「다고 하더라」

ここまでで、自分が「直接経験」したことを思い出しながら話すときは、더라を使うと学習しました。

この「直接」という部分に注目してほしいのですが、実は「間接経験」というものがあります。

要するに「だれかからこんな話を聞いた, ニュースでこんなことを言っていた」のように、
直接ではないけれども、間接的に入手した情報(経験)を相手に伝えることです。

この場合、다고 하더라を使います。

・直接経験:더라→自分が直接経験したこと
・間接経験:다고 하더라→他の人から聞いた情報

다고 하더라は、다더라と縮約することができます。話し言葉でよく使います。

  • 例文

새로 생긴 식당 맛있다고 하더라.
新しくできた食堂おいしいらしいよ。

그 영화 재밌다고 하더라고요.
あの映画おもしろいみたいですよ。

그 가게 10시에 연다더라.
あのお店10時に開くって。

韓国語「더라」と「았/었더라」の違い

※ここからは、中・上級者向けの解説になります。
初心者の方は、読み飛ばすか、こんなのもあるのか程度に流してもらえれば大丈夫です。

ここまで見てきたように、더라を使えば過去の経験を伝えることができるのですが、似たようなものに、았/었더라があります。

았/었がついてるので、むしろこっちが正しいんじゃないかと思ってしまいそうですが、意味が微妙に異なってきます。ここからは、この違いについて解説していきます。

더라았/었더라の違いは、次のとおり。

더라:過去 → 現在を基準にし、過去の出来事を伝えるとき
았/었더라:大過去 → 過去を基準にし、そのときにはすでに完了していたことを伝えるとき

「いつを基準にするのか」がポイント。

韓国語「더라」の解説

例文で解説します。

朝7時に起きたAくん。窓の外を見ると雨が降っていた。
その日の夜、友人と通話をしながら、今日雨が降っていたことを伝える。

오늘 아침 일어나니까 비가 오더라.
今日の朝起きたら、雨が降っていた。

この場合、「雨が降っていた」のは、「電話をしている(現在)」から「朝起きた7時(過去)」に起こった出来事ですよね。基準が現在です。

このときは더라を使います。

韓国語「았/었더라」の解説

こちらも例文で解説します。

朝7時に起きたAくん。窓の外を見ると地面が濡れていた(どうやら昨夜雨が降っていたようだ。)
その日の夜、友人と通話をしながら、今日雨が降っていたことを伝える。

오늘 아침 일어나니까 비가 왔더라.
今日の朝起きたら、雨が降っていた。

この場合、「雨が降っていた」のは、「朝起きた7時(過去)」から「それよりも前の時間(大過去)」に起こった出来事ですよね。基準が過去です。

このときは았/었더라を使います。

았/었(過去)+더라(過去)=大過去
と覚えるといいよ!

このように、더라았/었더라は、「その出来事が起こった基準がいつか?」で使い分けます。

韓国語「더라・더라고・더라고요」と「거든・거든요」の違い

最後に、더라・더라고・더라고요거든・거든요の違いについて説明します。
» 参考:韓国語の語尾【거든・거든요(〜なんだよ・〜なんですよ)】を学ぼう

おそらく、この2つの違いがわからず悩んでる方も多いのではないでしょうか?
私が初心者の頃は、違いがよく分からず、かなり手こずりました…

違いが分からなくなる原因は、「日本語の訳し方」が似ているから。
どちらも「〜なんだよ, 〜なんですよ」となります。

なので、「どういう意味が含まれているのか」というそれぞれのポイントをきちんと抑えることが大事です。ポイントは、以下のとおり。

더라・더라고・더라고요:自分の経験を言う
거든・거든요:相手が知らなそうなことを言う
順番に解説します。

「더라, 더라고, 더라고요」のポイント

先ほどすべて解説しましたが、もう一度ポイントを書きます。以下のとおり。

더라・더라고・더라고요は、「自分が直接経験したことを思い出しながら話すとき」に使います。
  • 例文

어제 이 가게에서 치킨을 먹었는데 진짜 맛있더라고요.
昨日この店でチキン食べたんですけど、ほんとおいしかったです。

천천히 먹으라고 말했는데 빨리 먹더라.
ゆっくり食べなって言ったのに、早く食べるんよ。

평일인데 사람이 너무 많더라고.
平日なのに人めっちゃ多かったよ。

再度になりますが、「自分が直接経験したことを思い出しながら話す」ことがポイントです。
結果として、「〜だったよ, 〜だったんですよ」という日本語訳になるわけです。

「거든・거든요」のポイント

続いて、거든・거든요です。

거든・거든요は「相手が知らなそうなことを言うとき」に使います。

※詳細は、韓国語の語尾【거든・거든요(〜なんだよ・〜なんですよ)】を学ぼうで解説しています。

  • 例文

A : 너 핸드폰 뭐야?
スマホ(機種)なに?
B : 이거 아이폰 12거든. 진짜 좋아.
これiPhone12だよ。めっちゃいいよ。

A : 집에 뭐 타고 가?
家までどうやって行く?
B :자전거 타고 가거든.운동되고 좋아.
自転車に乗って行くよ。運動になっていいんだよね。

A : 이번주 주말에 만날 수 있어?
今週末会える?
B : 안돼. 요즘 공부 때문에 많이 바쁘거든.
きびしいな、最近勉強で忙しいんだよ。

日本語で、相手が知らなそうなことを言うとき、「〜なんだよ, 〜なんですよ」という語尾表現を用いますよね。

こんな感じで、日本語訳だけでみるのではなく、「その文法がどんな意味を含んでいるのか?」までみれると文法の違いで混同することはなくなります。

どうでしょうか?違いが少しは分かったと思います。

とはいえ、実際使っていかないと微妙なニュアンスの違いをつかむことはムズカしいです。今回のポイントだけ頭に入れ、少しずつ感覚をつかんでいきましょう。

まとめ

本日の内容をおさらいします。
作り方は、以下のとおりです。

動・形容詞の語幹+더라
» 語幹とは?

続いて、使い方は以下のとおりです。

自分が直接経験したことを話すとき

また、自分が間接的に経験したことを話すときは、다고 하더라を使うのでしたね。

最後に、더라았/었더라の使い分けです。違いは、以下のとおり。

더라:過去(現在を基準にし、過去の出来事を伝えるとき)
았/었더라:大過去(過去を基準にし、そのときにはすでに完了していたことを伝えるとき)

どうでしたか?初心者には少し難易度の高い文法だったかもしれません。
ですが、ネイティブの会話を聞いていると、かなりの頻度で使っている文法になります。

裏を返すと、この文法を使いこなせればネイティブっぽい韓国語を話せるようになるということです。少しずつでいいので、今回の文法をマスターしていきましょう。

今回はここまで、ファイティン!

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