韓国語の勉強法

韓国語の勉強法を「7年目」の私が解説【初心者向け/本質論を話す】

韓国語の勉強法を「6年目」の私が解説【初心者向け/本質論を話す】
※ 本記事には広告が含まれる場合があります
『こりの日常』のプロフィール画像
こんにちは、こり(@kore_creator)です。
まずは自己紹介です。
  • 韓国語を「7年間」勉強しています

この記事を書いている私は「2017年」に韓国語の勉強を始めました。そして、現時点で「7年目」を迎えています。

  • 2年3ヶ月で「TOPIK6級」を取得

初TOPIKにて「6級」を受け、1発で合格でした。なお、TOPIK6級を取得してから現在までで「3年以上」が経っており、その間も継続して学んでいるので現在は「さらに上級レベル」になっているはずです。

※上記は自慢ではないです。事実ベースとして皆さんにきちんとお伝えする方が信用性が高まると思い、詳細に話しています

続いて、私の「過去7年間の成長」は次のとおり。

  • 0ヶ月:言うまでもなく、完全なザコ
  • 3ヶ月:会話なんてムリ、余裕でザコ
  • 6ヶ月:日常会話が挨拶程度に話せる
  • 1年目:日常会話が片言程度に話せる
  • 2年目:日常会話がほんの少し話せる
  • 3年目:日常会話が少し自由に話せる
  • 4年目:日常会話が割と自由に話せる
  • 5年目:日常会話が結構自由に話せる
  • 6年目:日常会話が結構自由に話せる
  • 7年目:日常会話が結構自由に話せる

※今現在は「結構自由に話せる」といった感じです。TOPIK6級とはいえ、現在の私はまだ「発展途上」です。日常会話もネイティブ並みに話せるわけではありません。しかし、韓国の友人との日常会話は「不自由しない程度」には話せます

  • 言うまでもなく、最初はザコでした

昔の私はよわよわでした。当時は「ハングルって記号みたい!」とか「韓国の挨拶ってアンニョンハセヨだっけ?」とか…。韓国語なんて1ミリも分からない完全なるザコでした。

本記事では、そんなザコ状態から現在までに至る「私の勉強法」を解説します。7年間の経験をまとめたので読む価値はあるはずです。

  • 本記事は約10,000文字です🙇‍♀️

スミマセン、本記事はかなり長いです。時間に余裕があるときに読むことをオススメしますm(_ _)m

  • 余談:Xでも発信中です

韓国メディア『こりの日常』のXアカウント

Xでもつぶやいています。
良かったらぜひです😌
» X(@kore_creator)はこちら

では、以下の5本立てで話を進めます。
不要だと思う部分は読み飛ばしてもOKです。

  • 本記事の内容

1.ズボラ&ザコな私がTOPIK6級を取れた理由

私が1ヶ月の対策でTOPIK6級を取れた理由

結論からいうと「楽しかったから」です。楽しかったので好き放題に勉強しました。結果としてそこそこの日常会話力が身につき、おまけでTOPIK6級も取得できたという感じです。

前提:私の性格&スペック

  • 低知能:普段は人と会わないので、知能が絶賛低下中&口下手です
  • ズボラ:面倒は嫌いで、ラクに生きたいです。あだ名はナマケモノ
  • 陰キャ:大学では最後列の角に座っていた。MBTIは、ISFPです

というわけで、典型的なザコです。
ここから何が言えるか? それが次のとおり。

  • 低知能:物覚えがとても悪い
  • ズボラ:無駄な努力が苦手
  • 陰キャ:会話力が全くのゼロ

ですが、なぜか韓国に対する「モチベ」だけは異常に高く、私が思うにこれが語学上達の「本質」です。ここをもう少し深ぼります。

語学上達の本質は「モチベ」

7年ほど勉強を続けてみて、やはり「本質はモチベだな」と確信しました。

なぜモチベが重要なのか? 答えは、勉強を「自動化」できるからです。勉強を自動化すると、韓国語も「自動的に」伸びます。

では、なぜ私のモチベが高かったのか? ここについては何度も考えてみたのですが、やはり「韓国が好きだから」に尽きます。

上記のとおり。みなさんは何が好きですか? 無意識的に没頭できることは何ですか? ← 私はここが「韓国」でした。

多くの人は「心」に逆らっている

世の中には「本心」と「逆の行動」をする人がいます。

  • 毎日が資格勉強でつまらない(心)↔ でも資格勉強しなきゃ(行動)
  • 留学したいけど、お金がない(心)↔ だから留学はできない(行動)
  • 独学はしんどいけど、正しい(心)↔ だから独学をしなきゃ(行動)

上記の人は、本心(モチベ)に反してますよね。しかし、残念なことに心に逆らった行動をしても楽しくないです。長続きもしません。結果、上達しません。

  • ここで、一度整理をします
  • 韓国語が伸びた理由は「韓国が好き」だから
  • 好きなので、無意識的に没頭して勉強します
  • ある人はここを努力で乗り越えようとします
  • また、ある人は本心と逆の行動を取ります
  • ですが、本質は「モチベ」に従うことです
  • 結果として楽しく継続して勉強できました
  • 結果として日常会話+TOPIK6級を得ました

改めて、皆さんはどうですか?「勉強法」とは少し話がズレてるかもですが、重要なので最初にお話しました。何か参考になれば幸いです。

2.韓国語の勉強法は「めちゃくちゃ」でもいい

私の勉強法は「雑」ですが、フレームは重要

以前にこんなツイートをしました。

勉強法は「めちゃくちゃ」でも伸びる

先ほどのツイートを深堀ります。

  • 私は、韓国語を「めちゃくちゃ」に勉強しました
  • ある日は参考書、ある日はドラマで勉強をします
  • ある日はYouTube、ある日はK-POPで勉強します
  • ある日は通話、ある日はチャットで勉強します
  • なぜなら、同じ勉強法は飽きるし、疲れるから
  • 学びに一貫性がなく、毎日の学びが「点」でした
  • しかし、この勉強法を「年単位」で継続しました
  • 結果、点と点が結びつき「線」になりました

何が言いたいかというと「めちゃくちゃに勉強しても問題ないよ」ということです。むしろ、言語は一部の天才を除いて「年単位」の学びが必要なので「非効率」でもいいから疲れすぎない勉強法を採用しつつ、楽しむことが重要です。

  • 「消耗しない道」を常に探すこと

韓国語を7年勉強している私も、日々「新たな単語」に出会います。それくらい言語は壮大で奥が深いです。

ましてや初心者ならなおさらですよね。一度でも沼にハマると中々抜け出せないので、もしハマりそうだったらスッと手を引くのもアリです。

それじゃあいつまで経っても伸びないのでは?と思う人もいるはず。たしかに、思考を停止したら伸びないです。私が言いたいのは「難しいところで思考を止めるくらいなら、先に学べるところを学ぼう」ということ。

手を止めず、思考を止めずに学習を続ければ、言うまでもなく上達します。過去に挫折した単語や文法にリベンジするのはこのタイミングで良くないですかね。

語学は、スランプの繰り返し

以下のグラフをご覧ください。

韓国語学習の理想と現実(成長曲線)

世の中の大半は黄色の「理想」の勉強法を求め、探します。
しかし、現実は赤色青色の線です。

厳しいかもですが、よく考えたら当たり前じゃないですかね。もし世の中に黄色のような勉強法が存在していれば、今ごろ全日本人が英語ネイティブです。しかし、現状の日本は全員がネイティブになるどころか、英語に対する「苦手意識」が蔓延してますよね。

もし、学生のころに英語圏の国へ旅行してたらどうだったでしょうか? 旅行先で友達を作れていたらどうだったでしょうか? 少なからず、学校で十何年も一人で座学してるより、よっぽど楽しく勉強し、上達していたはずです。

話を戻します。では、赤色青色の違いは何か?
結論は「モチベに従っているか否か」です。

  • 赤い線:「モチベ」に従って勉強 → 上達が大きい
  • 青い線:「モチベ」に反して勉強 → 上達が小さい

例えば、いくら韓国が好きでも「毎日座学のみ」だったらさすがにシンドいです。嫌々に勉強してる時間がモッタイナイです。また、留学したいのに余計な不安や周りの反対から留学できなかったら悲しいです。上達するチャンスを失います。

つまり、モチベに従う人は、つまらなければ一旦ストップし、留学したければ留学し、しんどければ別の勉強法を探します。

一方で、モチベに反する人は、つまらなくても勉強し、留学したくても留学できず、しんどくても同じ勉強法を続けます。

ということで、勉強なんてめちゃくちゃでいいんです。好き勝手に勉強するからこそ、楽しく継続でき、結果的に大きく伸びるんです。私がそうでした。

3.韓国語の勉強法を初心者向けに解説する

韓国語の勉強法を初心者向けに解説する

ここからは初心者向けに「韓国語の勉強法」を紹介しますが、すでに話したとおり勉強法に「正解」はないです。「自分に合ってそうだな、楽しそうだな」と思うものをつまんでみてください。

勉強法はざっくり以下のとおりです。

  • 手順①:ハングルの仕組みを理解する
  • 手順②:韓国語の単語&文法を学ぶ
  • 手順③:ひたすらにアウトプットする

手順①:ハングルの仕組みを理解する

突然ですが、2つ質問です。

  • Q1.ひらがなは読めますか?

答えは「YES」ですよね。
なお、バカにはしていません。

  • Q2.ハングルは読めますか?

完全初心者なら、答えは「NO」のはず。
これが「YES」になれば手順①はクリアです。

少し具体的な勉強法を解説します。

1.ハングルの仕組みを知る

ハングル文字は「母音」と「子音」の組み合わせでできています。ハングル文字の仕組みの理解が韓国語学習の「出発点」です。完全初心者の方は、まずは以下の記事から学んでみてください。
» ハングル文字の「仕組み」をわかりやすく解説【答え:母音×子音です】

2.ハングルの母音&子音を学ぶ

ハングルを読み書きしつつ覚えていくフェーズです。母音?子音?と思った方がいるかもですが、未学習は知らなくても当然です。詳しくは以下の記事で解説しているので、よければぜひご覧ください。

そして、上記で母音を子音を一通り理解したら「ハングル文字を覚える」必要がありますよね。覚え方については「【実体験】ハングル文字の覚え方を手順5つで解説【1ヶ月コース/注意3つ】」をどうぞ。私が大学で実際に教わった勉強法をご紹介しています。

3.ハングルのパッチムを学ぶ

ハングルには「パッチム」という概念があります。日本人はここの概念の理解や発音でつまづきがち。パッチムについては「【全27コ】韓国語のパッチム一覧まとめ」にてわかりやすく解説しているのでぜひです。

※おすすめの参考書:ハングル文字の学習&練習は「「あいうえお」から覚える いちばんやさしいハングル練習ノート」や「1時間でハングルが読めるようになる本」という参考書が人気です

  • ハングルの練習で注意すること3つ
  • その①:ハングルの「丸暗記」は不要です
    → ハングル文字の数は膨大です。全て暗記ではなく、最低限「母音と子音」さえ覚えておけば、残りのハングルは「組み合わせ」で作れます
  • その②:「ふりがな」は早めに卒業する
    → ハングル1文字1文字に「ふりがな」を振る人もいるはず。しかし「頼りすぎ」はNGです。なるはやで取っ払いましょう
  • その③:必ず「読む練習」も一緒にする
    → 当たり前ですよね。読み方も知らないのにどうやって単語&文法を覚えますか? 絶望ですよね。読む練習も必須です

以上が手順①ですが、初心者にはかなりキツイはず。皆さんにはぜひ次のステップへ進んでほしいので、わからないことは私のX (@kore_creator) まで気兼ねなくご質問ください😌

手順②:韓国語の単語&文法を学ぶ

続いて「単語」と「文法」を学習します。

  • Q.おすすめのインプットは?

※補足1:上記でも紹介していますが、私がメインで使っていた参考書は「キクタン韓国語 初級(単語帳)」と「実用韓国語文法 初級(文法書)」です

※補足2:当サイト「こりの日常会話」でも「文法解説(韓国語の文法一覧まとめ)」にて文法学習ができます。日常会話でよく使う文法100個ほどを解説しているのでぜひご活用ください

  • このフェーズが最も地味

話しながら学べたら最高ですが、最初のうちは「座学」も必要です。そして、人によっては「地味だな…」と感じるかもです。言語好きなら余裕かもですが、普通に勉強してたら地味すぎてつらくなります。

しかし、どうしようもないです。回答になってなくてスミマセン…。結局は「自分自身」が学ばなければいけません。だからこそ、いかに「楽しむか」が重要になってきます。では、どうやって楽しむのか? 結論「学ぶ環境」を変えつつ、楽しみましょう。

  • 韓国旅行してみる
  • 韓国留学してみる
  • ワーホリしてみる
  • こまめに休憩する
  • ドラマで休憩する
  • SNSで友達を作る
  • スクールに通ってみる

終始「座学」や「独学」だと、ぶっちゃけかなりシンドいです。語学は「年単位」で学習が必要です。だからこそ、上記のような飽きない「工夫」が必要。「モチベ」を制するものは「韓国語」を制します。

  • noteで「🇰🇷例文集」を発売中!

少しお知らせです。noteにて「例文集」を販売しています。韓国人女性との共同作品でして、彼女自身が日常で使えると判断した例文のみを用意しています。よって、いわゆる教科書的な硬い例文はオール無視です。
»【発売中】日常的な韓国語が学べる「例文集」を販売します

手順③:ひたすらにアウトプットする

さて、ここから「アウトプット」のフェーズです。

  • なぜ、アウトプットが重要か

アウトプットをしないと「日常会話」が話せないからです。皆さんも学校で英語を勉強したと思うので何となく実感しているかもですが、学ぶだけの「座学」だけでは話せるようになりませんよね。

  • ポイントは「並行学習」すること

周りを見ると、参考書を「まるっと1冊終えた後」に別の勉強法に入る人がいます。しかし、私が思うにこの方法だと「挫折」します。

学校で習う「英語」の授業も、まさにここが欠点です。何が欠点かというと、勉強しているときは参考書がどんどん進むので「気分がいい」のですが、1冊まるまる勉強し終えてみると、悲惨なことに学んだことを「ほぼ」忘れています。

これ、めちゃくちゃ悲しいです。しかし、人間は「忘れる生き物」なのも事実なので、「忘れにくい」勉強法をするとコスパが良いです。

  • Q.おすすめのアウトプットは?
  • その①:韓国語で作文(日記)
  • その②:韓国語で通話
  • その③:韓国語でチャット
  • その④:韓国生活
  • その⑤:韓国語教室

上記のとおり。
重要なので深堀ります。

その①:韓国語で作文(日記)

私の場合は単語と文法をインプットしつつ、「並行して」ノートで作文(日記)を作成していました。詳細は「初心者だった私が1年間、韓国語で日記を書き続けた結果」で解説しています。

  • とにかく書くこと

初心者のころの私は韓国語の勉強をスタートして「2ヶ月目」で作文を始めました。そして、言うまでもなく「間違えまくり」でした。

しかし、間違えまくることで1日1個は「気づき&学び」が得られます。詳しくは以下のツイートをどうぞ。

その②:韓国語で通話

通話ができるツールなら何でもOKです。
例えば、以下のとおり。

  • 通話(チャット)ツール

※「友達作り」から始めたい方には「HelloTalk」やifland」が個人的にはオススメです

その③:韓国語でチャット

「通話」パートで紹介したツールを使ってチャットもできます。
私は、友人と「Kakao」を使って毎日チャットしています。

その④:韓国生活

つまり、留学・ワーホリ・就職などですね。私は過去に留学とワーホリを経験しており、こちらの体験は以下にまとめています。ぜひご参考ください。

  • 韓国留学の完全ガイド
【完全ガイド】韓国留学までの準備!流れや方法を5ステップで解説
「韓国留学までの準備について、流れや方法が知りたい。具体的にどういった手順で準備を進めればいいのか分からないので、ゼロからわかりやすく教えてください。」←こういった疑問に答えます。「これから韓国留学を予定している人」や「まだ決まってはいないけど、留学したい気持ちがある人」など、全ての方の参考になるはずです。
  • 韓国ワーホリの完全ガイド
【実体験】韓国ワーキングホリデー完全ガイドまとめ!ビザ申請から生活準備まで
こんにちは、こり(@kore_creator)です。 韓国ワーホリ経験者です。 韓国ワーホリの準備〜現地生活に必要な情報をまとめました。ワーホリに挑戦してみた方にとって、少しでもお役に立てれば幸いですm(_ _)m 全て私の実体験です😌 2023年に韓国ワーホリを始めました。 本記事の内容は全て実体験です。 🇰🇷速報!!!!!!!!!!!!!!! 私事ですが、韓国ワーホリの許可が出ました!🙌 これ...

その⑤:韓国語教室

教室通いはもちろんのこと、最近だとオンライン学習できるスクールも多くあります。以下の記事でおすすめスクールをまとめていますので気になる方はぜひご覧ください。

  • おすすめの韓国語教室
【2024年最新】韓国語教室おすすめ11選!料金&特徴を徹底比較
「韓国語教室のおすすめが知りたい。韓国語を独学できる自信がない...。そこで、スクールで勉強してみようかと思っています。各スクールのプラン&料金比較や選び方を教えてください。」←こういった疑問に答えます。韓国語教室のおすすめ11選|比較ランキング/韓国語教室の失敗しない選び方/韓国語教室に通いつつ、実践すべきこと/韓国語教室のよくある質問をまとめました。韓国語教室をお探しの方は是非です。

※一部スクールでは、担当者へ「インタビュー」を行っており、こちらの取材内容も掲載しています

あとは、上記を「習慣化」するだけです。

  • 私も「なう」でやってる

私も仲の良い韓国の友人がおり、毎日連絡を取っています。かなり連絡してるので、たぶんLINE歴よりもカトク歴の方が長いです。現地の人と毎日連絡するだけで「自動成長」できるので、外国人と連絡するのは「緊張する、不安だな」と言うのは本当に損ですよ。

  • 陰キャでも「チャット」ならできる

韓国人と話した方が伸びるのはわかったけど、電話はちょっと…という方なら「チャット」でもOKです。当然ですが、できれば電話もしたほうが伸びます。しかし、チャットでもテキストベースの日常会話はできるのでめちゃくちゃ勉強になります。

というわけで、最後は行動した人が勝ちます。

  • 「独学」は正義ではない

多くの人は「独学=正義」だと考えます。独学すると周りから「独学すごい」「独学頑張ったね」と言われる風潮がありますが、ぶっちゃけ、そんなの「どうでもいい」です。

世の中には、独学がしんどい人もいるはず。

私も年中独学してたら、たぶんぶっ倒れます。いや、ぶっ倒れる前に勉強を放棄します。であれば、無理せず他の方法を探しましょう。先ほどに紹介した留学でもいいですし、スクールでもいいです。世の中には勉強手段がたくさんあります。

独学はリーズナブルです。一方で、留学やスクールなどはどれも有料です。しかし、全て「自己投資」です。ちなみに、私自身も過去に一人旅や留学をしており、こういった経験や学びにちょろちょろお金を使っていますが全て自己投資だと考えており、後悔はゼロです。

  • なぜ自己投資をするのか

結論、「モチベ」を「ブースト」できるからです。
例を用いて説明します。

  • 参考書でひたすら独学
  • → だんだん疲れを感じる
  • → 気分晴らしに留学する
  • → 韓国での生活を経験する
  • → 現地の韓国人や日本人とも出会う
  • → 留学前よりモチベが爆裂に上がる

上記のとおり。
もうひとつ例を出します。

  • 参考書でひたすら独学
  • → 独学がつらく感じる
  • → 韓国語教室に通う
  • → 講師がサポートしてくれる
  • → 生徒と横のつながりができる
  • → つらかった勉強が楽しくなる

独学がしんどい人は「一旦休むべきではないか?」や「どうすれば楽しめるのかな?」といった視点を持つと、わりと簡単に乗り越えられたりします。

無理に独学して挫折するのも経験としてはアリかもですが、それで二度と勉強したくないと思ってしまったら悲しいので、私は「絶対に無理しない」ことを自分のポリシーにしています。

結果として、自分に合った学習スタイルは「モチベを最大化」できるので、楽しみつつ継続できるんですよね。記事の冒頭でお話した「モチベ→自動化」の話がまさにこれです。

4.中級者レベルに不足している韓国語の勉強法

中級者レベルに不足している韓国語の勉強法

結論「韓国語で話すこと」です。
先ほどの「手順③」ですね。

「知識」ではなく「行動」が足りてない

「勉強してるはずなのに伸びている気がしない…話せない…聞き取れない…」と、中級でつまづいてる方は、いわゆる「情報過多」の可能性が高いです。
» 参考:韓国語が話せない人の特徴4つとは

それよりも、まずは会話をして「慣れる」ことが重要。
中級レベルの方は「行動量」を増やしましょう。

日常会話は「TOPIK3級」の語彙で十分

私が思うに、初級の語彙力で日常会話は十分できます。

こう言うと「初級の語彙力でどうやって会話するんだ」と思うかもですが、コツは、なんでもかんでも「直訳」するのではなく、初級の語彙を使って「言い換える」こと。

  • 「言い換える」ことが重要
  • 例①:読書をする → 本を読む
  • 例②:風を引く → 気分が良くない
  • 例③:文法を勉強 → 韓国語を勉強

上記のとおり。頑張って直訳しようとするので、大変だしつらいんです。そうではなくて「意訳する力」を鍛えるべき。会話する中で中級レベルの単語や文法が出てきたら、メモりつつ後でググればOK。

5.韓国語の勉強法についての「よくある質問」

韓国語の勉強法についての「よくある質問」

よくある質問をまとめました。
ささっと目を通すと良いと思います。

他に質問がある方はツイートのDM(こり|@kore_creator)にてご相談ください。
※記事でも取り上げさせていただく可能性がございます。

Q1.韓国語は簡単だと聞いたのですが本当?

私の経験から言える結論は以下のとおり。

  • 韓国語は「英語より」勉強しやすく、簡単でした
  • とはいえ、日常会話の習得には「年単位」の学習が必要です

つまり「英語>韓国語」ですが、そもそも言語自体が「継続学習」を前提としているため、英語より簡単とはいえ、それなりの努力が必要という感じです。詳しくは「韓国語は簡単なのか←Yesだが、努力は必要」で解説しています。

Q2.韓国語の将来性をどう考えていますか?

英語圏人口と韓国語人口では、約30倍の差があります。

  • 英語圏人口:15億人
  • 韓国語人口:5000万人

シンプルにお金を稼ぎたいのであれば「英語」を勉強すると良いと思います。

しかし、私は「韓国語」を7年間も学び続けています。なぜなら「稼ぐ」とは別のベクトルで将来性を感じているから。

結論からいうと、私は韓国が好きです。よって、私にとって「韓国語を学習する=人生の豊かさを上げる」ことになります。ここについて詳しくは「韓国語の将来性なんて、ググっても無意味」をどうぞ。

Q3.韓国語を勉強するメリットは何ですか?

私の答えは、以下のとおりです。

  • 韓国人とマッコリが飲める
  • ヒマつぶしに困らない
  • 謎の虚無感から脱出できる

※「韓国人とマッコリが飲める」は比喩表現です

ここについて詳しくは「韓国語を学ぶメリットは、ヒマな人生からの解放」で解説しています。

Q4.語学留学をすれば韓国語は伸びますか?

結論、ほぼ伸びません。

なぜなら、語学堂の授業が「座学」だからです。つまり、皆さんが小中高で経験した「英語の授業」と同じです。

しかし、語学留学はオススメです。

「語学留学」=「出会いが生まれる+現地生活を経験できる」ということですよね。つながりと現地生活の経験は、個人的に「すごく価値が高い」ものだと思っています。

上記について詳しくは「語学堂に通うと韓国語は伸びるのか」で解説しています。

  • 留学したい方はこちらもどうぞ
【完全ガイド】韓国留学までの準備!流れや方法を5ステップで解説
「韓国留学までの準備について、流れや方法が知りたい。具体的にどういった手順で準備を進めればいいのか分からないので、ゼロからわかりやすく教えてください。」←こういった疑問に答えます。「これから韓国留学を予定している人」や「まだ決まってはいないけど、留学したい気持ちがある人」など、全ての方の参考になるはずです。

Q5.ドラマを見れば、韓国語は伸びますか?

結論「わからない」が回答です。

私は過去に100作品近くの韓国ドラマを見ました。しかし、勉強法は「ドラマだけ」ではないです。他にも「通話、チャット、YouTube、留学」など様々な勉強法をかけ合わせつつ「並行学習」しています。よって、ドラマだけを見て韓国語が伸びるかどうかは「私の経験からは何も言えない」ということになります。

とはいえ、韓国ドラマからたくさんのことを学んだのも事実です。実際にそういった学びが得られることもあって過去に計100作品近くを見ています。「勉強法の1つ」としてはアリだと思います。

  • Xでも回答しています

Q6.どうやったら発音が上手になりますか?

「舌の形」を理解することです。逆に、私の経験上「発音で悩む人」は以下のケースが多いです。

  • 「舌の形」を理解していない(聞こえたままにマネする)
  • そもそもの「練習量」が足りない

上記だと根本の解決にはつながらず、上手くなれません。詳しくは「 韓国語の発音で悩む人に伝えたいこと」をどうぞ。

Q7.どうやったらリスニングが伸びますか?

「単語が瞬時に頭でイメージできること」「発音をキレイにすること」の2つが重要だと思います。この回答に至った理由は以下のとおり。

  • 単語が瞬時に頭でイメージできる

多くの人は「単語を覚えて終わり」にしています。この状態でリスニングすると「思い出す」という作業に時間を使ってしまい、これじゃあリスニングの速度に間に合うはずがないですよね。「思い出す=暗記」ではなく「瞬時にイメージできる=定着」の状態を目指さないといけません。

  • 発音をキレイにする

「自分が発音できない音」を聞き取れますか? 難しいはず。これは私たちが英単語を知っていても、いざネイティブが発音すると全然聞き取れないのと同じです。

上記については「 韓国語の「リスニング力」を伸ばすコツ」で解説しています。また、個人的にオススメのリスニングツールは以下のとおり。

  • YouTubeでVLOGを見る
    → 難易度:
  • 好きな韓国ドラマを見る
    → 難易度:
  • 音声アプリで聞き流す
    → 難易度:

上記のうち、多くの人は「韓国ドラマ」で勉強するかなと思います。しかし、ドラマ学習は意外と難易度が高めです。

難易度的には「YouTubeのVLOG」で興味関心のある分野を見る方が勉強しやすいです。私の場合、韓国人の日常生活や旅行、モッパンといった分野を毎日のように研究しつつ見ていました。オススメのYouTubeは「韓国語の勉強におすすめなYouTube動画まとめ」で紹介しています。

また、難易度が高いのが音声アプリですが、とはいえ話すテーマによっては難易度が低いコンテンツもあるので試してみる価値アリです。気になる方は「韓国語の聞き流しにおすすめな音声アプリ」をどうぞ。

Q8.覚えることが多すぎてお先真っ暗です…

そのまま突き進みましょう。そのうち不安は消えます。

私も勉強を始めた直後は「お先真っ暗」でした。ですが、1年半〜2年ほど経つと不安が消えました。この現象については、私なりに分析してツイートしています。詳しくは以下をご覧ください。

  • 最後に:お礼です

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。ここまで読んでくださった方は、おそらく「本気で」韓国語を伸ばしたいと考えているはずです。

記事内でもお伝えしましたが、大切なのは「モチベ」です。

  • 0ヶ月:言うまでもなく、完全なザコ
  • 3ヶ月:会話なんてムリ、余裕でザコ
  • 6ヶ月:日常会話が挨拶程度に話せる
  • 1年目:日常会話が片言程度に話せる
  • 2年目:日常会話がほんの少し話せる
  • 3年目:日常会話が少し自由に話せる
  • 4年目:日常会話が割と自由に話せる
  • 5年目:日常会話が結構自由に話せる
  • 6年目:日常会話が結構自由に話せる
  • 7年目:日常会話が結構自由に話せる

7年間勉強し続けるのは「超ハード」です。
しかし、語学が好きな人にとっては「イージー」です。

上記を見ると道のりが果てしなく感じるかもですが、たぶんつらいのは「最初の3ヶ月」くらいでして、残りは楽しかったな、というのが私の感想です。

質問は「X」で受け付けますので、何か困っていることがありましたらお気軽にどうぞ。
» こり(@kore_creator)

最後まで読んで頂きありがとうございます。