「〜に」の韓国語에
,에게/한테
,께
を解説します。
- 使えるシーン
- 学校に行きます。
- 10時に起きました。
- 7月25日に映画を観る。
- 月曜日に塾があります。
- 友達に誕プレをあげた。
- 私に任せてください。
こういった文章を作れるようになります。
「〜に」を意味する韓国語「에, 에게/한테, 께」の使い方
「〜に」の韓国語には、次の文法があります。
- ①:場所の「に」→
에
- ②:生き物の「に」→
에게/한테
※ 敬語の「に」は께
上記のとおり。
順番に解説します。
①:場所の「に」→「에」
「場所の”に“」は에
という文法を使います。
言葉の通り「ある場所(どこどこ)に」というときに使えます。
- 作り方
名詞の後ろに에
をつけるだけです。
例えば以下のとおり。
- 학교에(学校に)
- 10시에(10時に)
- 7월 25일에(7月25日に)
- 월요일에 (月曜日に)
ここまでを読み、多くの人が「10時?7月?月曜?それって場所じゃなくない?」と思ったはず。ここについて、正確には「場所 = ある地点」と考えてみてください。
- 10時 →「時間軸」のある地点(≒ 場所)
- 25日 →「日付軸」のある地点(≒ 場所)
- 月曜 →「曜日軸」のある地点(≒ 場所)
補足:「場所」や「ある地点」という言葉は説明のためにこう呼んでいるに過ぎないので、イマイチわからない…というのであれば「時間や日付、曜日などにも에
を使うんだな〜」と覚えておけばOKです
というわけで「10時に(時間)」「25日に(日にち)」「月曜日に(曜日)」といった表現に対しても에
を使えます。
- 例文
학교에 가요.
学校に行きます。
10시에 일어났어요.
10時に起きました。
7월 25일에 영화를 볼 거예요.
7月25日に映画を観る予定です。
월요일에 학원이 있어요.
月曜日に塾があります。
②:生き物の「に」→「에게/한테」
「生き物の”に“」は에게/한테
, 께
という文法を使います。
言葉の通り「だれだれに」というときに使えます。
補足:ヒト以外の生き物(動物など)にも使えるので総じて「生き物」と表現しています
- 作り方
- 名詞(生き物)+에게
- 名詞(生き物)+한테
- 名詞(生き物)+께
補足:パッチムの使い分けは不要です
例文をお見せする前に「それぞれの違い」を説明します。
次のパートをご覧ください。
「〜に」の韓国語「에게/한테, 께」の違い
- 에게:「書き言葉」で使う
- 한테:「話し言葉」で使う
- 께:「敬語」で使う
補足:께
は「書き言葉」でも「話し言葉」でも使えます
上記のとおり。意味は同じですが、使う場面が異なるといった感じです。
ここはご自身の用途に合わせて使い分ければOKです。
実際の例を出して解説します。
以下をご覧ください。
- 친구에게 = 친구한테(友達に)
- 고양이에게 = 고양이한테(ネコに)
- 저에게 = 저한테(私に)
補足:上記の3つには께
は使えません。なぜなら「께
=敬語」だから。「友達、ネコ、私」に対して敬語を使うのは変ですよね
께
は以下のように使えます。
- 선생님께(先生に)
- 사장님께(社長に)
- 부모님께(両親に)
上記のとおりで「目上の人」に対して使えます。
では、実際の例文をお見せします。
- 例文
친구에게 선물을 주었어요.
= 친구한테 선물을 주었어요.
友達にプレゼントをあげました。
고양이에게 물리는 꿈을 꿨어요.
= 고양이한테 물리는 꿈을 꿨어요.
ネコにかまれる夢を見ました。
저에게 맡겨 주세요.
= 저한테 맡겨 주세요.
私に任せてください。
선생님께 들었습니다.
先生に聞きました。
사장님께 전해 주세요.
社長にお伝えください。
부모님께 사진을 보냈어요.
両親に写真を送りました。
まとめ
「〜に」の韓国語에
,에게/한테
,께
を解説しました。
- ①:場所の「に」→
에
- ②:生き物の「に」→
에게/한테
※ 敬語の「に」は께
①でいう場所は「時間、日にち、曜日」といった「ある地点」も含まれるので要チェックです。
一方、②は生き物(人や動物)に対して使います。
에게
,한테
,께
の使い分けは以下の通り。
- 에게:「書き言葉」で使う
- 한테:「話し言葉」で使う
- 께:「敬語」で使う
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» こり(@kore_creator)
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