こんにちは、こり(@kore_creator)です。
上記の疑問にお答えします(^^)
韓国の口座開設に必要な書類【準備編】
韓国での口座開設時に必要な書類は以下のとおり。
- 口座開設に必要な書類
- パスポート
- マイナンバーカード(コピーでもOK)
- 免許証などの身分証(韓国での滞在日数が90日以下の方)
- 外国人登録証(韓国での滞在日数が91日以上の方)
- 現金(1万ウォンほど)
審査は、意外と厳しいです
昔はパスポートだけでも口座開設ができたのですが、「振り込め詐欺」の増加をきっかけに審査が厳しくなりました (ノД`)
なので、パスポートに加えてマイナンバーカードや免許証など、身分を証明できるものは揃えておくと吉です。
なお、韓国に91日間以上滞在される方は「外国人登録証」も持参してください。一部の銀行では、持参しなくても口座開設はできるらしいですが、口座に制限がかかるそうです(このあと解説)。
追加で、準備しておくべき書類
口座開設時は、必ず「目的」を聞かれます。
例えば、留学、就職、移住などですね。
例えば、以下のとおり。
- 留学目的:入学許可書、在学証明書など
- 就業目的:給料証明書、在職証明書など
- 居住目的:公共料金請求書、領収書など
全て準備する必要はないですが、手元にあるのであれば念のために持参していくと良いかと思います。
書類不足だと、口座に制限がかかる
冒頭でお伝えした「パスポート、マイナンバーカード、外国人登録証(※91日以上滞在する方のみ)」があれば、おそらく口座開設はできると思います。銀行や世の中の情勢によって対応が異なるので断定はできませんが。
しかし、先ほどの追加書類含め、書類が不足していると、口座に「利用制限」がつくかもなので注意です。
- 口座の利用制限とは
- ATMでの現金引き出し限度額:1日30万ウォン
- 窓口での現金引き出し限度額:1日100万ウォン
上記のとおりでして、口座に制限がかかると、1日あたりの現金引き出し限度額が低くなります。
なので、制限されてしまっても焦らなくてOKなのと、最初は制限付きでもいいからとりあえず作っておくと良いんじゃないかと思います。
韓国で銀行口座を開設する方法【手順5つ】
以下のとおり。
- 銀行口座の開設手順5つ
- 手順①:銀行窓口に行く
- 手順②:必要書類の提出
- 手順③:付随機能の申請
- 手順④:申請書類の記入
- 手順⑤:通帳とカード受取
手順①:銀行窓口に行く
まずは、銀行窓口に向かいましょう。
韓国で人気な銀行は以下4つ。
- 留学生は、学校付随の銀行が良さげ
実は、留学生だと口座開設が少し難しいです。
銀行に来たのに弾き返されることもしばしば。
例えば、以下のとおり。
- 各大学と、その提携銀行
- 弘益大学:新韓銀行
- 延世大学:ウリ銀行
- 高麗大学:ハナ銀行
留学先の大学がどこの銀行と提携しているかはググれば出てきますので、各人でお調べください。留学以外の目的で口座開設をしたい方は、お好きな銀行で良いと思います。
さて、話を戻しまして、皆さんが選んだ銀行に到着したら、まずは整理券を発券、もしくは銀行員の方に口座開設しに来た旨を伝えます。呼ばれるまでは、しばらく待機です。
手順②:必要書類の提出
銀行員に呼ばれると、窓口に案内されます。
その後は、先ほどの必要書類を提出します。
- 口座開設に必要な書類
- パスポート
- マイナンバーカード(コピーでもOK)
- 免許証などの身分証(韓国での滞在日数が90日以下の方)
- 外国人登録証(韓国での滞在日数が91日以上の方)
- 現金(1万ウォンほど)
手順③:付随機能の申請
続いて、付随機能の申請をします。
- 付随機能の申請とは
- チェックカードの申請
- ネットバンキングの申請
- 交通カード機能の申請
上記のとおり。
正確には「上記3つを使えるようにしますか?」と聞かれるので、それぞれに対して「YES/NO」で答えればOKです。
- チェックカード
チェックカードとは、日本でいう「キャッシュカード」と「デビットカード」が組み合わさったカードのこと。
キャッシュカードはATMから現金を出し入れするときに使うカードで、つまりは、日本のキャッシュカードの機能を想像してもらえればOKです。
そして、デビットカードは、ショッピングで決済するときに使うカードです。ベースはクレカと似ているのですが、デビットカードは決済時に自分の口座からお金が引き落とされるという点で、クレカとはしくみが少し異なります。詳しくは、以下の記事をどうぞ。
»【必読】韓国留学におすすめなデビットカード4枚【クレカとの違い+使い方】
韓国=カード社会とよく言われますが、韓国人は基本的にこのチェックカードを使ってお金の入出金や決済を行うケースが多いです。というわけで、あるに越したことはないので、特に理由がなければチェックカードは作っておきましょう。
- 交通カード機能
つまり、T-moneyカードと同じ機能ですね。交通決済の機能を先ほどの「チェックカード」に付随させることができます。めちゃ便利なので、必要かと聞かれたら「YES」でいいと思います。
- ネットバンキング
そのままの意味ですね。日本と同じです。あると便利なので、こちらも必要かと聞かれたら「YES」でいいと思います。
手順④:申請書類の記入
続いて、申請書類を記入します。名前や住所、連絡先などの基本情報の記入や、契約のサインなどですね。
手順⑤:通帳とカード受取
しばらく待つと、通帳とカードを受け取れます。
韓国はその日に上記の受け取りと口座開設ができ、なかなかの爆速対応をしてくれます。
これで、口座の開設手順は以上です。
意外とシンプルですね(^^)
- 口座開設の雰囲気
以下は、新韓銀行で口座開設をする様子がわかる動画です。
口座開設についての、よくある質問
よくある質問をまとめました。
サラッと目を通しておくと良いと思います。
※一部、先ほどお伝えした内容も含まれるので、すでに読んだ方は飛ばしてOKです。
1年間、口座を放置すると凍結されるのは本当ですか?
はい、放置していると口座が凍結されてしまいます。「過去に開設した口座があるから今回の留学は開設不要だな!と思ってたら、口座凍結されてた…」みたいなのが代表例。
- 対処法:連絡すればOK
銀行に連絡すればまた使えるようになるそうです。しかし、あまりに長い間放置していると、口座を作り直さなければいけないかもなので、ここは銀行に聞くしかないですね。
韓国語に自信がないのですが、どうすればいいですか?
解決法は以下の3つですかね。
- 日本語OKな銀行を選ぶ
- 友達を同席させる
- 韓国語を勉強する
日本語対応が可能な銀行員がいる支店もあるらしいので、行く前に連絡などしてみると良いかなと思います。あとは、韓国人の友達や韓国語が話せる日本人の友達がいれば、同席してもらうのも1つの手ですね。
必要書類が足りないと、どうなりますか?
口座開設を断られる、もしくは、口座開設できるけど利用制限がかかります。
- 口座の利用制限とは
- ATMでの現金引き出し限度額:1日30万ウォン
- 窓口での現金引き出し限度額:1日100万ウォン
上記のとおり。1日あたりの現金引き出し限度額が低くなります。もし、制限がかかった場合は「後日に、足りない書類を提出」すれば、通常の口座に変えてくれます。
なので、繰り返しですが、制限されてしまっても焦らなくてOKなのと、最初は制限付きでもいいので作っておくと良いと思います。
留学生でも、普通に口座を開設できますか?
留学生だと、銀行によっては口座開設のハードルが高くなるケースもあります。
しかし、留学先の大学に附属している銀行へ行けば簡単に口座開設できます。よって、ご自身が通う大学内の銀行で口座開設をすると良いです。
ということで、今回はここまで。
最後まで読んで頂きありがとうございます。